起動に8分以上 東芝Dynabook T45/GG
水戸市のお客様が、パソコンの起動に8分以上かかるので何とかしたいとご来店されました。
パソコンは東芝Dynabook T45/GG、2018年発売モデルです。
搭載CPUがIntel celeronと非力なので動作が遅いのは仕方がない事なのです。
まずは症状の確認作業を行います。
電源入れて暫くまっても起動しません。(8分以上)
動作を早くするにはSSD換装修理をするという方法しか選択肢がありません。
保存データも大切なのでデータ復旧&パソコン修理を行います。
HDDに比べて約5倍速いというSSDを搭載する事で劇的に使いやすくなるはずです。
少しでも早くするため、OSインストールはクリーンインストールを行います。
保存データの復旧移行は修理が終わった段階で行います。
パソコン購入時、家電量販店で初期セットアップをされたそうなので、その時にお店から渡された書類を探して頂く事でマイクロソフトオフィスの再インストールが可能となります。
パソコンの修理、データ復旧移行、Windows11へのアップグレードなどの作業が終わったのですが、マイクロソフトアカウントの書かれた書類が見つからないと...。
こんな事もあろうかと、パソコン修理と並行して起動不能のHDDの修復、最適化を行っていたので元HDDを取り付けて起動させます。
起動が出来ればマイクロソフトアカウントの確認が出来るからです。
無事にアカウントの確認が出来たため、SSDへと換装して作業の続きの続行です。
無事にマイクロソフトオフィスのインストールが完了です。
Windows11にアップグレードした事で動作が心配でしたが、想定以上に動作が速くて安心しました。
修理後は起動に約25秒、シャットダウンに約15秒、CPUが非力なCeleronという事を考えれば劇的高速化だろうと思われます。
Windows11のタスクバー表示はデフォルトでは中央寄せですが、Windows10と見た目が変わらないように左寄せとしました。
マイクロソフトアカウントを認識されていないお客様が多いです。
パソコンが動作している内に確認するようにしましょう。
また、特別に設定をしていないのにBitLockerで暗号化されているケースも多いです。
48桁の回復キーをしっかりと保管するようにしてください。