HDD故障 富士通ESPRIMO D588/V 常陸太田市
常陸太田市の法人様が、お仕事で使われているパソコンの起動が出来なくなったとご来店されました。
社内では、財務データの管理などを行う最も重要なパソコンだそうです。
パソコンは富士通のデスクトップ ESPRIMO D588/V、購入されてまだ2年ほどだそうです。
早速診断すると、明らかにHDDの故障という症状です。
使用2年程度でHDDって壊れてしまうのか?、と、お客様は信じられないという表情です。
搭載されていたHDDは、2.5インチ7mmタイプの薄型HDDです。
デスクトップなのだから、3.5インチタイプを搭載すればこんなに早く壊れる事はなかったのかもしれません。
2.5インチと3.5インチの違いは大きさと回転数です。
5400回転の2.5インチに対して7200回転の3.5インチはデータ転送速度でも25%ほど速くなるためパソコンが快適に動作するという事になります。
HDDの故障率(当社主観)では9.5mmタイプより7mmタイプの方が壊れやすいと感じています。
保存されていたデータの復旧したいというご要望ですが、HDD自体が回転していないのでデータ復旧をするには少しお時間を要してしまうため、先にパソコンの修理を行います。
マザーボードを確認すると、このESPRIMO D588/VにはM.2 NVMe SSDの搭載が可能です。
元HDDのデータ転送速度は約110MB/秒ですが、当社の採用するM.2 NVMe SSDは3100MB/秒と約28倍速いSSDです。
部品価格的に極端に高額という事はないのでデータ転送の速いM.2 NVMe SSDを搭載します。
念のためにベンチマークテストを行ったところ下記の数値でした。
搭載はIntel Core i3と少し非力なCPUですが、搭載CPUがIntel Core i7、SATA SSD搭載モデルと遜色ない快適さ、使用感です。
OSもWindows11をインストールしたので最新パソコンに...。
劇的ビフォー&アフターといっても言い過ぎではないでしょう!。