動作が遅い、買い替えた方が良い？NEC NS750/B
パソコンの動作が遅いのは劣化、消耗が原因ではとお客様がご来店されました。
新しいパソコンに買い替えた方が良いのか？、SSDへの換装修理で大きく改善する事が出来るのか？と、パソコンの状態を調べて欲しいというご要望です。
パソコンは、NECのノートパソコンPC-NS750/B、2015年の夏モデルです。
パソコンは使っていくとだんだんと動作が遅くなってきます。
保存データが多いから？という方があるようですが、原因はパソコンを使われている方にあるのです。
パソコンとは、メンテナンス必須のデバイスなのです。
定期的な最適化（デフラグ）や、エラーチェック、ディスクのクリーンアップなど、メンテナンス機能があるのです。
メンテもしないで使いっぱなしでは動作がどんどん遅くなってくるのは当たり前のことなのです。
SSDの場合、最適化（デフラグ）は行う必要がないため、動作が遅くなってくるという事はありません。
SSDへの換装修理でどの程度動作が速くなるのか...、お客様としては心配な部分かと思います。
スペック的には第五世代Intel Core i7、メモリー8GB、ストレージにはSSDを組み込んだHDD SSHD 1TBが搭載されています。
基本的に半導体（CPU、メモリー、LED液晶パネル）などは、劣化や消耗はありません。
稀に壊れる事はありますが、何年たっても消耗しないパーツなのです。
マザーボード（メイン基板）の中には、熱などが原因で劣化する部品は含まれているのですが、それほど気にするほどではないのです。
壊れるとすれば、設計上の問題や、使用パーツの品質などが原因と思われます。
よって、一番の消耗部分はストレージ（HDD）なのです。
この部分を新品SSDへと換装修理をしてしまえば動作も速く、最新OS Windows11のインストールも可能なのです。
最新と、10年前との比較では、頭脳部分（CPU）が数倍性能アップしているのでは？と思われている方もいらっしゃいますが、体感的（操作感）的には大きく変わらないのです。
最新パソコンは速いです。が...ストレージがHDDからSSDへと変わったからなのです。
起動、シャットダウン、操作感も劇的に速くなり修理完了です。
修理ご依頼前に保存データのバックアップをされてからのお持ち込みだったので、高スペックモデルという事もあり作業時間も大幅に短縮出来ました。
