operating system not...SONY VPCL129FJ
黒画面に白文字で「operating system not found」と表示が出て起動が出来ない時があると鉾田市のお客様がご来店されました。
1年ほど前になるだろうか、HDDの故障でSSDへと換装修理をさせて頂いた当社の修理歴のあるパソコンです。
パソコンはSONY VAIO VPCL129FJ、2010年1月発売なのでWindows7の初期モデルです。
モニター一体型PCとしては珍しくデッスクトップ用CPU(Core3Duo)が搭載され、大型24インチモニターにタッチパネル機能のあるハイスペックモデルです。
通常通りに起動が出来たり、YouTube動作再生中に「operating system not found」になり画面が真っ黒になったりと不安定です。
裏カバーを外すと上写真のように冷却ファンが4個(1個は縦に小さめ)も付いています。
モニター一体型PCとしては珍しく、100Vの電源を直接接続するため電源ユニット部分にもファンが必要なようです。
デスクトップ用CPUは高発熱なため大きなファンが複数付けてあるという事ですね...。
以前に換装したSSDはすこぶる元気な状態なので問題ありません。
その他の問題を探さなければいけたいため、一旦分解してケーブル類の接続などのチャックを行います。
すると、経年劣化なのか、SATAケーブルに亀裂を発見しました。
おそらくは、高発熱が原因で劣化してしまったのでは?と推測されるような亀裂です。
パソコンのほとんどはデジタル信号のため僅かや汚れやケーブルの劣化などでもトラブルの原因になる事が多々あります。
常時「operating system not found」の症状が出ていたわけではなかったので、数日間、電源のON、OFFを繰り返したりYouTube動画の連続再生などで動作確認を行いました。
SATAケーブル交換後は不具合症状は一切再現されません。
これで無事に修理完了です。