ヒンジ部分破損 DELL Vostro 15 3510 徳島県
9月にも修理をさせて頂いた徳島県の法人様から、前回同様のヒンジ部分の破損DELL Vostro 15 3510が到着しました。
今回はパネルの割れはないのでヒンジ部分の修理のみとなります。
液晶パネル側のヒンジ固定部分が割れて浮いているのがわかります。
パネルは、この黄色枠部分を抑えながらでなければ開けるも閉めるも出来ません。
また、その際には「バキッバキッ」と音がするので更なる破損になるのでは?と心配になるそうです。
修理後は隙間もなくなり綺麗な状態に復活です。
ヒンジ部分の破損は何故発生してしまうのか...。
構造的に脆弱という事もありますが、パネルを開ける際に角に指をかけるため、ヒンジ部分に左右均等の負荷がかからない?、偏った負荷がかかる?、どういう表現が正しいのは分かりませんが、パネルの中央部分から開閉していないという点が故障の原因と思われます。
また、パネルが中立するようにしているため、ヒンジが堅いという事もあるようです。
今回の修理では、割れた部分の修復接着、ヒンジの堅さ調整など再発防止策も施しました。
実は、DELL同型同時購入PCが3台あり、そのうち2台は当社が修理したのですが、残りのもう1台も同じように破損しているそうです。