使っていない東芝Dynabook AZ45/GG 起動が約18秒
動きが遅くて使われていなかったという東芝Dynabook AZ45/GGを何とかしたいとご来店されました。
以前は、CPUにCeleron搭載PCを使われていたそうですが、CPUを上位のCore i5、メモリーも8GBになれば快適になるのでは?と、東芝直販サイトでカスタム購入されたパソコンだそうです。
購入は2020年1月、HDDの情報では使用時間が577時間とほとんど使われていなかったようです。
見た目も新品同様にピカピカです。
Windows7、Windows8ぐらいまではHDD搭載PCでもそこまで動作が遅いとは感じなかったと思いますが、Windows10以降は機能が増えたこともあり動作がかなり遅くなりました。
パソコンの動作が遅くなる原因は?、データ量が多いからだ!、無駄なアプリがあるからだ!とか、いう方がおられますがあまり関係はありません。
使用していくと動作が遅くなる原因は?、パソコンを使われている方に問題があるのです。
HDD搭載PCは、最適化などのメンテナンスが必須なのです。
とはいえ、メンテナンスを行っても「速っ!」と感じるまでに改善はされません。
結局は動作の遅いパソコンを使うという事は大きく損をしている!とい事なのです。
今回の東芝Dynabook AZ45/GGは、電源を入れて操作が可能になるまでに約5分、起動後の動作は何をしても反応が遅くて使えません。
結果、使わずに眠っていた!という事だそうです。
修理内容としてはHDDをSSDへと換装修理をするのですが、その方法もいくつかあります。
動画配信サイトなのでクローンを作成してという様な動画があるのですが、SSD本来の性能を引き出すにはOSのクリーンインストールがベストです、
クローン元が悪ければ良いクローンが作成されるはずがないからです。
OSのクリーンインストール後に保存データの移行、Windows11へのアップグレード・アップデート、マイクロソフトオフィスのインストール、メールアカウント設定など、必要な作業は出来る限り行います。
修理後は、電源ボタンを押して操作できるまでに約18秒、シャットダウンに約7秒、起動後もサクサクとレスポンス良く動作しています。
タイピングの速い方は、文字入力遅れがなくなるのでストレスがなくなります。
最新PCは間違いなく動作が速くて使いやすいです。
パソコン本来の性能が上がったからではなく、ストレージがSSDへと変わった事でデータの転送速度が上がったからのです。
では?HDDを搭載PCをSSDへと換装修理をすれば?、最新PCとほぼ同等の性能を発揮させる事が出来るのです。