2012年発売モデルLifebook AH77/E 電源入らずからWindows11、劇的高速化
水戸市のお客様が、パソコンの電源が入らなくなったとご来店されました。
パソコンは富士通Lifebook AH77/E、2012年5月発売モデルです。
見た目的にはとっても綺麗、丁寧に使われていた事がわかります。
スペック的にはCPUにIntel Core i7、メモリー8GBと申し分ありません。
Windows10にアップグレードしてから動作も遅くなりそろそろ買い替えも検討されていたのではないかと推測します。
その前に、保存データがあるので何とか使えるようにしたいというご要望です。
検査の結果、故障原因はACアダプターの故障と判明、大容量ACアダプターが必要ですが、当社に在庫があったのでそれを使います。
安心されたのか、お客様は動作が遅いという別な問題点を...。
確かに、高性能パソコンのはずですが起動に1分半以上、起動後もレスポンスが悪いという状況です。
可能ならこの動作も改善したいという事なので修理を承りました。
今回の修理は、動作は遅いもののWindows的には問題なさそうなのでSSDクローン作成を行います。
1TB HDDを1TB SSDへとクローンします。
データもアプリも環境もそのままなのでお引き取り後の手間は一切ありません。
本来であれば、OSのクリーンインストール、保存データの移行をオススメするのですが、搭載CPUがIntel Core i7なのでSSDのパフォーマンスは十分発揮出るだろうという判断からです。
2012年製の古いパソコンですが、電源を入れてパスワード入力画面まで約14秒、シャットダウンに約9秒と最新パソコンと遜色ないスピードです。
OSもWindows11へとアップグレードしたので今後数年はお使い頂けるでしょう。