日立市から またまたDELL Inspiron 3520のヒンジ部分破損
日立市のお客様が、ノートパソコンの画面を開く事が難しくなったとご来店されました。
パソコンは、またまたDell Inspiron15 3520です。
ヒンジを固定している受け側?、ナットが埋め込まれている部分(プラスチック)が割れてしまいヒンジ取れてしまうのです。
ここまで破損が多発しているのにDellでは対策をしていないのだろうか...。
もしかすると、壊れるように作っているのでは?と思ってしまいます。
当社がホームページの修理事例で公開しているDell PCのヒンジ部分破損例
ほんの一部なので実際にはもっともっとたくさん修理をしています。
Inspiron 3511 Inspiron3515 Latitude5590 Inspiron 7415 Vostro 15 3510 Inspiron 3511 Latiude3520 Inspiron3520 Vostro 3510
画面の根元部分を押さえながら開くと隙間があります。
分解後の写真撮影を忘れてしまったのですが、過去の修理例で公開しているので参考にされてください。
メーカー修理の場合、画面部分のアッセンブリ交換になってしまい高額な修理費用がかかるのでは?と思われます。
修理後の写真です。
ネジを通すような修理をされているところもあるそうですが、外見的にはかなりの問題ありです。
壊れる原因は、構造上の問題、使われる方の問題がありまsう。
構造上の問題では、パネルを開く際の「開ける場所」が不明瞭なのです。
日本メーカであれば、指かけ部分がちょっとした突起部分で明確にされています。
ですが、Dell PCには何もない。
使われる方の問題では、指かけ部分を画面の角にしている点です。
角に指をかけて開くと、画面の歪みが発生し、ヒンジ部分にかかる負荷が偏ります。
プラスチックにネジ止めしているのと変わりませんので、柔らかいプラスチックが破損するという結果になるのです。
以前のパソコンでは、パネルを開く際に指かけ部分にロックがあったりして分かりやすかったのですが、軽量になってからは、筐体自体も脆くなっているのが現状です。
プラスチック製品なので優しく、丁寧に扱う!これに尽きます。
同様の破損はDellだけではありません。
HPなども同様な破損が発生しています。
パソコンを壊さない方法「内部クリーニング」
今回お預かりしたパソコンの内部です。
冷却ファンに綿埃のような物が付着しています。
パソコンは年々発熱量が少なくなっています。
が...、パソコン内部はこんなに汚れているのです。
パソコンを冷やす事が出来なく慣れが動作が不安定になってり、電源が落ちてしまったりという不具合が発生します。
それよりも怖い事は、マザーボードの故障です。
発熱により基盤(マザーボード)が膨張伸縮を繰り返します。
すると、精密に半田付けされている部分に半田クラック(半田不良)が発生してしまい故障という結果になってしまうのです。
ゲーミングパソコンのグラフィックボードが壊れる原因も発熱による半田クラックです。
熱疲労?とかいう方もいるようです。
本来の姿がこれです。
使用頻度、使用環境にもよりますが、年に1回ぐらいは分解クリーニングをされた方が良いのでは?って思います。